ローズ(ピンク)ゴールドフィルド?

ローズゴールドとは金・銅・銀・パラジウムで鋳造された金合金のことで、華やかで上品なピンクゴールドの色調で特に女性に人気のゴールドカラーです。

金合金はクオリティーによって純金の割合は決められていますが、割金(純金以外の金属)の金属の種類・割合に決まりはないため色味には違いがみられます。

最も一般的なカラーのイエローゴールドは金・銅・銀の三金属で鋳造(キャスト)した三元合金で、割金の中の銅の割合が多くなると赤みの強いレッドゴールドとなり、銀の割合が多いと青みを帯び、金・銀の二金属のみで鋳造される二元合金は青金とも呼ばれるグリーンゴールドとなります。

独特の淡い色調を持つピンクゴールドを作るためには銅・銀の他にパラジウムを加えます。

このため、ローズゴールドは金・銅・銀・パラジウムの四金属からなる四元合金となりますがローズゴールドは材質が硬くなることから、さらに柔軟性を与えるために亜鉛が加えられることもあります。

尚、金とパラジウムの二金属で鋳造される二元合金はシャンパンゴールドとなり、このシャンパンゴールドにロジウムメッキを施したものがホワイトゴールドになります。